Low₋E 複層ガラス樹脂サッシで家全体の断熱性能アップ

〔1階南側の Low₋E(アルゴンガス入り)遮熱型複層ガラスと樹脂窓〕
※ 上部ボックスは、電動外付けブラインド Warema の本体

窓の品質が家全体の断熱性能に影響

GarageHouse(賃貸ガレージハウス)京都南は、熱の出入口である「窓」が家全体の断熱性能に強く影響することから、外壁に面する全ての窓を国内最高基準の断熱性能を誇る「 YKK AP 社製 APW330( Low₋E(アルゴンガス入り)遮熱型複層ガラス樹脂サッシ※)」にしました。断熱性能が高いので、寒い冬は、部屋内の暖かい空気を窓から放出するのを防ぎ、コールドドラフトを発生させません。窓枠がすべて樹脂製(ポリ塩化ビニル)なので、冬場のいやな結露とも無縁の生活を過ごせるはずです。一方、暑い夏は、「太陽光を自在に制御する電動外付けブラインド Warema 」でご紹介したとおり、高性能窓ガラスと外付けブラインドのW性能で、夏の日射を遮り、暑い夏でも部屋内は涼しく快適に過ごせるように設計しました。

【窓は熱の出入口】
窓は、風や光だけでなく熱も運びます。夏は74%、冬は52%もの熱が家全体で出入りします。夏に冷房を効かせても暑く感じる原因は、窓からの熱の流入であり、冬に暖房をつけても寒く感じるのは室内からの熱の流出です。この熱の出入口となる窓の断熱性能をアップすることで、快適な住み心地と省エネ効果が得られます。

Low₋E ガラスとアルゴンガスで高断熱を実現

Low₋E ガラスは、部屋に明かりを取り込みながら、太陽から降り注がれる輻射熱を ガラス面の Low₋E 膜(金属膜)で反射します。また、Low₋E 膜は、電磁波の一種である紫外線も約76%カットするので、お肌や目への影響を軽減してくれます。女性の多くは、屋外で日傘や UV クリームなどでUV対策をしていますが、室内では、意外と無防備のままではないでしょうか。紫外線はお肌のシワ・シミの原因となるだけでなく、皮膚ガンや白内障の原因となるなど、健康への影響も無視できません。なお、「天然木のメリットが勝るオーク、杉の無垢フローリング」で触れたようにオークの無垢フローリングが窓ガラス越しに入ってくる紫外線を床でほぼ吸収してくれますので、安心して窓から太陽の明かりを部屋全体に取り込んでいただけます。

【 Low₋E ガラスは、太陽熱や紫外線を侵入させません】
太陽の輻射熱を50%以上カットして、夏は涼しく冬は暖房熱を外へ逃がしません。冷暖房効率をアップして、節電にも貢献します。西日対策や紫外線も76%カットするので、健康被害の発生を予防し、家具やカーペットの退色も抑えます

さらに、Low₋E ガラスの中空層に熱を伝えにくいアルゴンガスを封入することで建物内外の熱伝道を遮断しています。アルゴンガスは、空気中に約1%存在する毒性のない不燃性の不活性ガスで、電球や蛍光灯の中にも使用されています。熱を伝えにくく空気よりも比重が重い特性があるため、複層ガラスの中空層で対流を抑えて断熱効果を高めます。

オール樹脂の窓枠で高断熱をさらに強化

窓枠(サッシ)は、アルミ単体から熱が伝わりにくいアルミ樹脂複合へと変わり、より高い断熱性能をもつオール樹脂が誕生しました。アルミニウムは、金、銀、銅に匹敵するぐらい熱を伝えやすい物質で、大きな面積を占めるガラスだけを高性能にしても、窓枠がアルミ単体やアルミ樹脂複合のままだと窓周りが低温になり、結露が発生してしまいます。オール樹脂の樹脂窓の場合は、壁内の枠部材まで低温になりにくい高断熱の樹脂製ですからこのような心配は無用です。

【各素材の熱伝導率( W/m・k )】
値が小さいほど断熱性能が高く、樹脂は極めて熱を伝えにくく、アルミニウムの約1,400分の1の熱伝導率しかありません。
・金:320
・銀:420
・銅:398
アルミ:238
・鉄:80
・ステンレス:16
・コンクリート:1
ガラス:0.76
ポリカーボネイト:0.19
ポリ塩化ビニル(樹脂サッシ):0.17
・木:0.1
・グラスウール:0.05
・空気:0.024
アルゴンガス:0.016

例えば、一般的なアルミサッシに複層ガラス(2枚ガラス)を入れた窓(U値4.7)は、一般的な壁(U値0.5)の10倍近くも熱を通してしまいます。下表の「窓枠とガラスの組み合わせ性能」は、一般的な窓の種類ごとのU値を示しており、築15年以上の住宅で普及している「アルミサッシ+1枚ガラスの窓」でU値6.5です。最新の「樹脂窓+ Low₋E 複層ガラスの窓」でU値1.5になります。このように窓は、窓枠とガラスの組み合わせで、何倍もの断熱性能が違ってきます。

【窓枠とガラスの組み合わせ性能】

窓枠ガラス金属膜U値
アルミ1枚 6.5
アルミ2枚 4.7
アルミと樹脂2枚 3.5
アルミと樹脂2枚Low₋E2.3
オール樹脂2枚Low₋E1.5
オール樹脂3枚Low₋E 0.9

※ GarageHouse 京都南の窓ガラス(Low₋E(アルゴンガス入り)遮熱型複層ガラス)のU値は1.31です。(たてすべり出し窓 + FIX連窓[16513サイズ])

【 熱貫流率U値[W/(㎡・K)]】
熱の伝えやすさを表す数値。室内外の空気温度に1℃の差があるとき、1時間に窓1㎡あたりを通過する熱量を表す。数値が小さいほど断熱性能が優れている。

GarageHouse は、省エネでエコロジーでありながら、健康的で快適な住み心地が得られるように、様々な工夫を凝らした家づくりを目指してまいります。

2階北側に面するリビングの高窓( FIX )

出典:あたらしい家づくりの教科書(著者:水上修一 氏)

<GarageHouse(賃貸ガレージハウス)は、奈良市、生駒市、木津川市、京田辺市、精華町にまたがる「関西文化学術研究都市(けいはんな学研都市)」エリアで展開する建物内に自動車が保管できるビルトインガレージのある賃貸住宅です。>