無垢フローリングのメリット
GarageHouse(賃貸ガレージハウス)京都南は、家の中でも日々素肌が直接触れる床には、メリットが勝る天然木100%の「無垢フローリング」を選択しました。用途ごとに性格の異なる2種類の無垢材を選び、硬くて耐久性のある「オーク」は、玄関ホール、ダイニング、リビング、ベットルームの床に、手触りが柔らかい「杉」は、天井が低いロフトの床に貼りました。
これらの自然素材を使う理由は、トルエンやホルムアルデヒト、防腐剤などの化学物資による「空気の質」の劣化を避けるためです。いつまでも健康であるためには、家そのものが健康である必要があると考えているからです。
無垢フローリングの特長は、湿度の高い梅雨時に素足で歩いても足の裏でべたつかず、サラサラした足ざわりで気持ちよく、過ごせることです。真冬でもエアコンの暖かい熱を木の中に蓄えるので、ほんのり暖かく感じられるところです。さらに、窓ガラスから部屋に入ってきた紫外線のほぼ全てを無垢材が吸収し、乱反射しないので、肌や目に優しいという特長が挙げられます。
何よりも、無垢材の木の香りが心地よく、リラックスした気持ちになれる癒し効果が身体も心にもゆとりを与えてくれます。しかし、合板の上に、天然木の化粧材を薄くシート状で貼り合わせた「挽き板フローリング」や「突き板フローリング」では、この性能をすべて享受することができません。
1.調湿作用
空気中の水分を吸放出し、ダニの繁殖やカビの発生を抑える調湿作用があり、インフルエンザなどのウイルスは、湿度50%以上になると不活性化するという研究データもあります。また、梅雨の湿度が高いときでも、床の表面はさらさらしており、素足でも足の裏がくっつかず、快適に過ごせます。
2.保温・蓄熱効果
木の中に多くの空気層を含んでおり、熱伝導率が低く断熱性能が高いため、直接触れても体熱を奪いません。エアコンの暖かい熱を木の中に蓄えるので、素足で触れても木のぬくもりを感じられます。
3.リラックス効果
木の精油成分が放つ香りは、ストレスを和らげる心理的作用をもたらし、森の中に居るようなリラックス効果を与えてくれます。木の香りはダニの活動を抑制する効果があり、アレルギーやアトピーの諸症状を緩和させます。接着剤などの化学物質を含まない無垢材は、シックハウス症候群を引き起こしません。
4.紫外線吸収
木材は紫外線を吸収するため、木材から反射する光には、ほとんど紫外線は含まず、目に優しい光を届けてくれます。部屋の照明も程よく吸収し、拡散するので、独特の光沢となって目に映してくれます。
5.吸音効果
無垢材は、音を吸収する吸音効果があります。コンクリートの室内では、音を吸収せず反射してしまい、残響音が響き渡りますが、無垢材を使うと、高音域から低音域までの生活音を軽減してくれます。
自然塗装「オスモカラー」で無垢材の優れた特性を活かす
なお、この無垢材の優れた特性を活かすために、オークの無垢フローリングには、「オスモカラー」を塗装しています。オスモカラーは、植物油(ひまわり油、大豆油、あざみ油)と植物性ワックスからできたドイツのオスモ社の自然塗料で、化学物質を一切含まず、食品と同レベルの高い安全性を誇るため、人と自然にやさしい塗料です。
その最大の特長は「木の呼吸」を妨げないところです。ウレタン塗料のように表面に塗膜を張るのではなく、オイルが素材感を残したまま内部に深く浸透することによって、木本来の調節機能を発揮させ、四季を通じて心地よく健やかな住空間づくりに貢献します。
※ オスモカラーの詳細は、こちらをご覧ください。(出典:オスモ&エーデル株式会社「ホームページ」)
⇒ https://osmo-edel.jp/product/osmocolor/
木目の風合いを楽しむ経年良化が魅力
無垢フローリングは、紫外線を吸収することで、日々の暮らしとともに、木目の風合いが増していく経年良化が魅力です。GarageHouse 京都南で、デニムやレザーのように使い込むほど自分流の風合いになる無垢フローリングで暮らす楽しみを始めてみませんか。
ところで、毎日、昇り降りする階段は、黒鉄色のスケルトンフレームに載せる踏板を「タモ」に決定しました。その理由は、「階段はスケルトンフレームとタモの踏板でシンプルに構成」でご覧ください。
<GarageHouse(賃貸ガレージハウス)は、奈良市、生駒市、木津川市、京田辺市、精華町にまたがる「関西文化学術研究都市(けいはんな学研都市)」エリアで展開する建物内に自動車が保管できるビルトインガレージのある賃貸住宅です。>