学研都市の文教施設である国立国会図書館 関西館

〔国立国会図書館 関西館の全景〕

GarageHouse(賃貸ガレージハウス)京都南から自動車で気軽にアクセスできる文教施設となる「国立国会図書館 関西館」をご紹介します。

国内最高水準の図書館

関西館は、関西文化学術研究都市(けいはんな学研都市)内にある文教施設で、国会議事堂(東京都千代田区)に隣接した東京本館の蔵書収容能力を補完するため、2002年10月に開館しました。館内は最新設備が惜しみなく導入され、電子図書館機能や文献情報提供機能の強化により、21世紀の高度情報化社会に対応する図書館サービスの拠点となるものです。

例えば、館内のパソコンからデジタル化資料やデータベースにアクセスできたり、一般の閲覧室(フリーWIFI)とは別に独立した研究室も用意されています。何よりも、満18歳以上の方ならどなたでも無料で入館(駐車場も無料)でき、平日だけでなく土曜日も開館しており、気軽に国内最高水準の図書館を利用することができます。リーズナブルな食堂も完備しており、一日中読書に耽ることができます。

実は、GarageHouse の設計に、この関西館の優れた建築デザインを参考としました。閲覧室が地下でありながら、天井やサイドのガラスウォールから差し込む採光が柔らかく、周辺の緑と調和した落ち着いた空間を取り入れました。FRITZ HANSEN(フリッツ・ハンセン(北欧デンマーク))のエッグチェアや PK80ベンチ、PK33チェアがさり気なく置かれている、この空間を演出する技法を取り入れてみました。

国立国会図書館の役割

ところで、国立国会図書館は、国会に属する唯一の国立図書館であり、国会法の下位法となる国立国会図書館法により設置されています。

【国会法 第130条】
議員の調査研究に資するため、別に定める法律により、国会に国立国会図書館を置く。

この国立国会図書館の役割は、国内のみならず関係諸外国の図書を収集(蒐集)し、国会活動の補佐を行うとともに、資料・情報の収集・保存、情報資源の利用提供を通して、真理に則った知識の泉、立法のブレーンになることです。その使命は、過去の真理に基づかない政治に対する反省から、国民の情報ニーズにも応え、憲法の誓約する日本の民主化と世界平和に寄与することです。

【国立国会図書館法 第2条】
図書及びその他の図書館資料を蒐集し、国会議員の職務の遂行に資するとともに、行政及び司法の各部門に対し、更に日本国民に対し、この法律に規定する図書館奉仕を提供することを目的とする。

ほぼ全ての国内出版物を保管

また、全国の図書館の中でも国立国会図書館のみ認められている納本制度(国立国会図書館法に規定)により、日本国内の出版物がほぼ全て保管されていますので、新聞、週刊誌の類から一般の図書館や書店では陳列できないような貴重な資料まで読むことができます。また、関西館に蔵書されていない図書は、東京本館から取り寄せることもできるので、様々な文献を研究することも可能です。

【納本制度】
国立国会図書館法によって、日本国内で発行されたすべての出版物(マイクロフィルム、CD、DVD、地図などを含む)を国立国会図書館に納入することが、出版者に義務付けられています。この制度により、日本で唯一の納本図書館として国内の出版物を広く収集しており、所蔵資料数は国内最大です。

※ 詳細は、こちらをご覧ください。(出典:国立国会図書館 関西館「ホームページ」)
https://www.ndl.go.jp/jp/kansai/index.html

※アクセスは、周辺施設(ロケーション)「国立国会図書館 関西館」をご覧ください。

 

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