ビルトインガレージの床を頑丈にするコンクリート土間

〔コンクリート打設工事の様子〕
※ コンクリートのひび割れを防ぐ伸縮目地や補強のワイヤーメッシュが適正に配置されています。

9月2日、GarageHouse(賃貸ガレージハウス)京都南のビルトインガレージ内の床にコンクリートを打設して土間に仕上げる工事が行われました。

べた基礎の上にコンクリートを敷き均して、床に仕上げる土間は、べた基礎の底版(厚さ15㎝以上)に土間(厚さ9㎝~15㎝)を積み重ねていますので、クルマの荷重にもびくともせず耐えられる頑丈で強固な設計となっています。ビルトインガレージの入り口部分は、クルマのクーラーのドレン水や雨で車が濡れていても大丈夫なように、ガレージ内で排水できるように水勾配の傾斜を設け、奥部分は、使い勝手を優先し、ガーデンチェアやテーブル、スチール棚などを置いても傾かないようにほぼ水平に仕上げています。

続いて、9月5日には、フロアのコンクリート表面を強靭にするため、クリア塗料を塗装しました。(実は、この塗布作業は、今回初めて採用する塗料の品質を確認するため、私と友人の二人で施工しました)。塗料は、透明ですが、塗装後に少し濡れ色となり、つやが出るところが気に入っています。毎日の歩行や車の走行で磨かれ、輝きが増してくる経年美化を楽しめるのも選定理由のひとつです。

この塗料は、耐摩耗性と防塵性が同時に要求される駐車場に最適で、コンクリートやモルタルの表面に浸透し、表面を硬質化することで強化します。一般塗料のように塗装膜で表面を保護するのではなく、化学反応によりコンクリート本体を強化するため、剥離の心配はなく劣化も抑制します。

【透湿塗料の特長】
・車やフォークリフトの走行にも安心な耐摩耗性です。
コンクリート特有の白い粉塵の発生を防止します。
・浸透性クリアタイプで剥離の元になる塗膜は形成しません。
・使うほど表面が緻密になり輝きを増します。
汚れの染み込みを抑制し清掃も容易です。
・コンクリートの打設早期に塗布すれば保湿養生効果があります。
水性で不燃、ホルムアルデヒドも含まないシックハウス告示対象外です。

ところで、ビルトインガレージのフロア部分は、べた基礎から年間を通して18℃程度で一定している地熱を利用できますので、ビルトインガレージ内のクルマの保管に適した室温コントロールができるはずです(私が気温38℃の昼時(8月中旬)に、フロア表面の温度をレーザーで測定する放射温度計で測ったところ、28℃で、触っても少し冷っとしていました)。さらに、ビルトインガレージの外壁内にも吹付け発泡ウレタン断熱が入っていいますので、冬の寒さ、夏の暑さを軽減し、クルマやバイクを風雨はもちろんのこと、熱からもしっかり守ってくれます。

このことから、ビルトインガレージの室温の変化は、外部と比べて少なく、冬の早朝にウィンドウガラスが凍ることもなく、真夏の日中でも車内が蒸し暑くならないので、クルマやバイクはオーナーをいつでもベストな状態で迎えてくれます。冬場にエンジンを温める暖気運転や夏場にクーラーで車内を冷やすためのアイドリングが不要ですので、無駄な燃料の節約にも貢献してくれます。

なお、ビルトインガレージの開口部に車内からリモコンで開閉できる電動オーバードア(通常の電動シャッターの約2倍の開閉速度と静粛性を両立)や建物全体を警備するセコム・ホームセキュリティ(警戒登録、解除はスマートホンからクルマに居ながら操作が可能)が設置されますが、詳細は、後日ご紹介させていただきます。

GarageHouse は、人と自動車の共生をテーマとしていますので、人にも自動車にも心地よい住宅環境づくりを目指してまいります。

【ビルトインガレージのスペック】
■ ガレージ
 広さ:24㎡(ガレージ内収納を除く)
 奥行き:5.5m
 幅:3.5m(駐車スペース)
 高さ:3.0m
■ 電動オーバードア(安全装置(過負荷検知装置、光電センサ)、リモコン付き)
 開口幅:3.0m
 開口高:2.4m
 開閉速度:約8秒/m
■ セコム火災監視サービス
■ LED 照明
 熱線センサ付きダウンライト
 ダクトレール式スポットライト(100V電源)
■ DC 自動換気扇(湿度・熱線センサ付き)
■ 電源設備
 EV充電設備(200V)
 100V電源
■ 温水スロップシンク

〔ビルトインガレージのフロア塗装後の様子〕
※ 次の工程では、天井面に電動オーバードアが設置され、収納にアルミ製引き戸が取り付けられます。