「FIRE」とは
リタイアメントとは、老後資金を確保して、長年勤めてきた会社を退職し、生活不安のない悠々自適の引退生活に入ることを意味しますが、最近では。定年前に生活資金を十分に確保してアーリーリタイアすることが話題になっていますが、特に「FIRE」と呼ばれるリタイアメント生活が注目されています。
FIRE とは、「Financial Independence, Retire Early」の頭文字を並べており、「経済的自立と早期退職」を意味しています。完全に仕事を辞めるのではなく、組織の中で人から与えられる仕事から個人で自ら選ぶ仕事を無理なくこなし、経済的にも精神的にも自立することです。この FIRE を実現するには「年間支出の25倍の資産」を築く必要があるとされています。
「年間支出の25倍の資産」とは
「年間支出の25倍の資産」とは、アメリカの経験則から生まれた指標で、年間支出の25倍の資産を米国株式市場(S&P500)で資産運用すれば、投資元本は棄損しないというルールです。つまり、米国株式市場の成長率7%とインフレ率3%の差に基づいており、米国株式市場で低リスクな資産運用すれば、年間4%程度の利益が見込めるからです。
安全な資産運用により新たに資産が年間4%増えれば、その全額を生活費に支出しても資産は目減りしないことになります。また、年間支出の25倍以上の資産があれば、毎年資産が増えていくということでもあり、年間4%を超える投資成果が得られるのであれば、年間支出の25倍の資産は不要であるともいえます。
アウトパフォーム4%を目指す
米国株式市場は、アメリカの代表企業だけでなく、各国のグローバル企業が上場しており、世界中の機関投資家、ファンド、富裕層がこぞって資産運用していますが、そのベンチマークが4%ということになります。精鋭揃いの投資家がこれを超える運用益を目指して投資しています。
ところが、市場全体の値動きに連動するインデックスファンドの投資成果は、プロが得意とするテクニカル・アプローチに基づくアクティブ運用にほとんど負けていないのも事実です。よって、安全に資産運用して、元本を棄損することなく、確実に利回り4%以上が得られる投資であれば、投資妙味があるということです。ハイリスクで突然元本が消失するかもしれない10%の利回りに投資するよりも、低リスクで元本の棄損するおそれがない4%の利回りを確実に得たほうが正しい投資といえます。
実は、そのような正しい投資は、米国株式市場以外にも多数存在しており、GarageHouse(賃貸ガレージハウス)に対する不動産投資もそのひとつです。その理由を次回のブログで詳しくご説明させていただきます。
投資家情報コラム
GarageHouse の不動産投資商品としての優れた特性をコラム形式でご紹介いたします。
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